和而不同

日本、台湾、ときどきアメリカ

ハワイ旅行 備忘録(2)

わずか一時間あまりでハワイに行くことを決めた我々。

 


家庭内旅行代理店ことわたくしは大急ぎでホテルを選び始めました。
ホテルを決めるときにはだいたいTripadviorや4Travelを参考にします。

(ハワイは日本語で検索したほうが情報が多いことに気が付いた)

 

 

手配はいつもお世話になっているコストコ・トラベルにお願いしました。コストコのメンバーであることが必須だけど、バケーション・パッケージに関してはここが一番コストパフォーマンスがいい気がする。カスタマーサービスも親切だし。

必要なもの(洋服や水着など)をオンラインで爆買いし、パッキングなどしているうちに、あれよあれよという間にハワイはホノルル国際空港に到着しておりました。

ワシントンDCからはユナイテッド航空の直行便で約10時間のフライトです。
日本から行ったほうがよっぽど近いよね。

 

 

旅行1日目

ハワイは完全に未知の我々。
とりあえずワイキキビーチという名前は知っていたので、ワイキキビーチ沿いのホテルを取ることにしました。

が、後学のために言うと、

別にビーチ沿いのホテルじゃなくてもよかった。

そりゃ、朝起きて部屋から海が見えれば綺麗だけど…
ルームサービスで海を見ながら優雅な朝食とか、バルコニーでのんびり本を読む午後なんてもの、毎日レンタカーやエクスカージョンで島を回っていた我々には無縁でした。

ああいう良いホテルは、歳を取ったときのお楽しみでいいかな。

 

さて、ホノルルに着いたのは午後1時過ぎ。ホテルで荷解きをしてシャワーを浴び一息ついた後、とりあえずワイキキの繁華街に繰り出すことにしました。ホテルを出て、まずはカラカウア通りを進むことに。

カラカウア通りはワイキキからアラモアナに向かって伸びています。
黄色の線が一番賑わっているエリア、歩いても全長約20分程度の距離。

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カラカウア通り沿いはお店だらけ。ブランドショップだけでなくレストラン、お土産屋さん、ショッピングモールなどで賑わっています。

夜10時から11時まで開いているお店も多いので、午前中のうちにエクスカージョン(ツアーなど)を済ませて、ツアー後の午後遅くからワイキキを見て回るのがおすすめです。

インターナショナル・マーケット・プレイスを見たり

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かの有名なデューク・カハナモク像にご挨拶したり

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ワイキキビーチを歩いてみたり。

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私「ろ、ろ、ローソンがあるよ!アメリカなのに!!」

夫「ハワイの半分は日本でできております」

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繰り返します、これはハワイ超初心者のハワイ旅行記です。
「そんなん当り前じゃないの、ハワイの常識よ?」
と言われても、普段ワシントンDCに暮らす我々にはアメリカにローソンがあること自体が驚きであり喜びなのです。セブンイレブン以外のコンビニがあるって素晴らしい。

 

それにしてもワイキキは人が多い。特にチーズケーキ・ファクトリーの前(ロイヤル・ハワイアン・センターの横)あたりはすごい混雑で、歩くのにも一苦労です。結局行ったり来たりついろんなお店を冷やかしているうちに、あっという間に夜の9時。ハワイ初夕飯はせっかくだから日本食にしようということで、目についた「ワイキキ横丁」(ワイキキ・ショッピング・プラザの地下一階)でお好み焼きを食べることに。

 

…うん、家で作ったほうが美味しいかな…
(ソースの味しかしなかった)

 

期待が少し外れて残念だったものの、長距離フライトと時差ボケで疲労困憊だった我々は大人しくホテルに帰り、翌日のメイン・イベントに備えることにしたのでした。

 

(続)

ハワイ旅行 備忘録(1)

罪を認め白状します。

今まで、ハワイのことを侮っていました。

「ハワイって日本人だらけでアメリカっぽさなんか皆無、
お買い物天国にウハウハしたり、ワイキキビーチでキャッキャしたり、
言わばパーリーピーポーが大挙して押し寄せるようなところなんじゃないの?」

…と。

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私が間違っていました。

 ハワイすごい!

すごいを超えて移住したい!!
こりゃリピーターも出るはずだわ。

行ったことないなら黙っとけって話ですよね。本当に失礼致しました。

夫婦そろって初ハワイ。
のんびりしに行ったはずなのに一週間強毎日遊び倒した結果疲れて帰ってきた私たちは、間違いなくリピーターの仲間入りです。

私「そんなわけで、私は次の旅行がハワイでもいいよ。何なら年末の旅行でハワイに行くのはどうでしょう」

夫「年末は、さすがに…でもそうだね、次はXXホテルがいいよね」
(まんざらでもない夫)

 

初心者マークのハワイ旅行でしたが、次回の備忘録も兼ねて軌跡を残しておきます。

 

 

旅の始まり

旅行に関する全てのプランニングは私の任務です。
家庭内旅行会社を自称しております。

夫の仕事が不規則なので、毎年バケーションの予定を立てるのがとても難しい。
加えて、本人は否定するだろうけれど、夫はかなりのうるさ型。「予定が無いならホテルでのんびり読書」なんてありえない、できるだけ予定を詰め込むタイプのお人なので、フレキシブル、かつ、緻密な旅行計画が必要です。

…大変面倒くさい。

しかしこちらの決めたことには不満を言わないお人でもあるので、A案、B案、C案と幾つかのプランを用意しておけば安全です。

今年の旅行先は

A案:モルディブ
B案:ドイツ(ミュンヘン)

の予定でした。

モルディブは新婚旅行の時から毎年候補に挙がっているのでこれで6回目の正直。毎回対抗馬が強すぎて決め手に欠けてきました(対抗馬例:ボラボラ島、トルコ)

ドイツも同じく何回も候補に挙がっているものの、「東海岸からヨーロッパは近いし、友達も何人もいるし、行く機会はいつでもあるよね」という理由で落選し続けています。

そうして、今年も夏のドラフト会議の時間がやってまいりました。

メリットデメリット、予想されるコスト、旅程やアクティビティ内容などを比較した写真入りパワーポイント資料を作成(冗談ではなくガッチリした資料)。7月頭の週末、夫にプレゼンをしました。

今回は満場一致でモルディブに決定。

夫「この先子供ができたらモルディブまで行くのは大変だと思う。子供の手が離れて二人で行けるようになったとしても何十年か後だろうし、その頃には珊瑚礁も残ってないかもしれないし…」

私「ということはモルディブで決定だな。オーケー」

ところがここで問題発生。

夫は仕事の都合で長期出張をしなければならないことになってしまったのです。しかも、その予定が直前にならないとわからないという。

夫「安全策を考えると、7月の終わりから8月の頭にかけていくのが一番いいと思う」
(この時点で7月20日)

私「え、それは約一週間後に出発しなきゃならないってこと?それだと航空券もべらぼうに高いかもしれないし、リゾートも取れないかもよ」

夫「しょうがないでしょ、こういう仕事なんだから(怒)」

確かに夫の職場の皆さまは突然「来週からバケーションなんでよろしく」という人が多い気がする。

 

多少価格が上がるのはしょうがない、今行かずしていつ行く!
モルディブは1島1ホテルのリゾートです。従ってホテルを選び損ねると、滞在中惨めな思いをすることになるらしい。

個人旅行手配の最大の友TripAdvisorを読み込みつつ、絞り込んであったリゾートを最終的に選ぼうとしていた時、ある単語が目に入りました。

www.tripadvisor.com

モルディブでジカ熱発症してたの…?

明るい家族計画進行中の我々にとって、ジカ熱ほど厄介なものはないわけです。

ジカ熱ウイルス感染の危険がある地域に旅行する場合、女性は8週間、男性は6か月以上の間、妊娠を促すような性行為を避けなければなりません。アメリカもフロリダ、テキサスは避けたいところだし、中南米なんて以ての外。

今にもホテルを予約しようとしていた私はがっくりと肩を落とし主人にモルディブは候補から外さなければならないかもしれないことを告げました。夫はジカ熱の影響に驚きつつも、あっさりとモルディブ行きを却下。

私「本当にさ…なんていうか、住みづらい世界になっちゃったよねえ…」

夫「僕の秘書も『今はイギリス・フランスには行かないで下さいね』って言ってたなあ…今はもうトルコもあまり行きたくないしなあ」

 

さて、残るはドイツ(ミュンヘン)だ。
ミュンヘンには長年の親友が住んでいるので是非彼が居るときに訪れたい。

私「ねえねえ、そんなわけで突然ながら来週からミュンヘンに行こうと思うんだけど」

友人「君がミュンヘンを訪れるのは素晴らしいことだね!…ただ、残念ながら僕は家族旅行でノルウェーに行っていていません」

 

そうして丹念に精査された選択肢がなくなったのでした。

やけっぱちになった私「もうこうなったらいっそ、モルディブの代替案としてハワイにでもいく?我々グリーンカードがあるからパスポート持っていかなくてもいいし。外国じゃないから入国審査もいらないし。なんて言ってもあそこは常夏だ」

夫「(沈思)」

私「 ハワイだったらある程度シュノーケルできるかもよ。頑張ればダイビングもいけるかも」

夫「(長考)」

私「なんなら美味しい日本食が食べれると思う」

夫「よし、じゃ、ハワイで」

 

日本食につられたわけではないのでしょうが、意外にあっさりとハワイ行きが決定したのでした。

 

(続)

南シナ海仲裁判決の影響

7月13日、 オランダ、ハーグにある常設仲裁裁判所は「南シナ海における中国の管轄主張」に法的な根拠がないという決定を下しました。正確には、
「中華人民共和国が主張する『九段線』は、海洋法に関する国際連合条約に違反する」。

「九段線」とは、中華人民共和国(PRC)が南シナ海に引いた九本の線を示します。
地図を見ると一目瞭然、南シナ海全部ってことですね。

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/c/ce/9_dotted_line.png

この「九段線」元々は中華民国(ROC)が主張した「十一段線」に基づいています。

「十一段線」とは、1930年代に中国でナショナリズムが台頭した結果、1947年に中華民国の専門家たちが歴史上中国が実効支配していた島嶼であるとして領有権を決定した島々。
中華民国(中国国民党、KMT)は1949年12月7日、中国共産党に中国本土を追い出されて台湾に拠点を移しています。従って、中国共産党はそのままこの「十一段線」を継承しました。

そして1953年、ベトナム戦争の折、支援していた北ベトナム軍に恩を売るために中国共産党はベトナム近辺の線を二本削除しました。これにより十一本あった線が九本になり、「九段線」になったのです。

そもそも「十一段線」の決定根拠自体、戦後のどさくさにまぎれていて非常に怪しい。
本当に中国が実効支配していたかという謎もあって、例えば島(岩礁)の名前は英国の船乗りが使っていた英語名を中国名に直したものだったりする。Mischief Leafは美濟礁 (Mei Ji Jiao)、James Schoolが曾母暗沙(Zeng Mu An Sha)とか。

長くなりましたが、つまり、今回国際司法裁判所が「九段線」の法的効果を認めないということはつまり「九段線」に囲まれた部分即ち中国の南シナ海における主張を一切認めないということ。

これは至極全うな評価であるように思います。今後の中国の対応を省けば、さほど日本に影響があるとは思いません。

 

だがしかし、この判決には問題が存在します。それは、「太平島を含む南沙諸島には島が存在しないため、排他的経済水域(EEZ)も存在しない」と明言されたことです。
南沙諸島に存在する唯一にして最大の自然島であり、台湾が実効支配している「太平島(Tai Ping Dao)」はこの決定を持って島としての資格を剥奪されました。

「海洋法に関する国際連合条約」第8部 島の制度 第121条 島の制度 第3項によると、

人間の居住又は独自の経済的生活を維持することのできない岩は、排他的経済水域又は大陸棚を有しない。

とあります。太平島は中華民国軍が常駐し、井戸を持ち、ある程度の大きさがある島です。ところが、仲裁裁判所は太平島を独自の経済的生活が存在しないため「島ではない」と認定しました。

これは日本にとって致命的なダメージです。

日本の最南端とされている沖ノ鳥島はそもそも上記にある「島」としての定義が危うい状態にありましたが、それでも岩礁工事などをしてなんとか形式を保ってきました。

ところが今回の決定により、沖ノ鳥島よりはるかに大きな(何倍かははっきりとはしませんが、数十倍はあるはず)太平島が島ではなくなったことにより、沖ノ鳥島は仲裁裁判所の判断に従った場合間違いなく島ではないということになってしまうのです。

島ではない以上、そこに排他的経済水域は認められません。
地理上、沖ノ鳥島を失うことはさまざまな面からみてとても大きな痛手になります。

岸田文雄外相は12日、「仲裁判断は紛争当事国を法的に拘束する。当事国は今回の判断に従う必要がある」との談話を発表した
(日経新聞電子版2016/7/12 20:30)

 ということですが…
中国がこのまま引き下がるとも思えず、沖ノ鳥島を引き合いに出してくるのではないかと思えて仕方がないのですが、どうなんでしょうね。

親と子の関係、台湾と日本

昨晩のことです。
わたくし、夫に多少腹を立てておりました。クリスマスを前にして忙しさの落ち着いた土曜夜、さあ一緒に何をしようかなと心弾ませていた私を無視するように、彼が自分の両親と2時間半もSkypeでチャットしていたからです。

自分の親を大事にする、これ大事。私も親と2時間半くらい喋ることもありますし、夫が2時間半両親とSkypeしたとて一体何の問題がありましょうか。

でも、どこかで日本人の私が叫んでいる、「イヤー!!親と2時間半もべったり話し続ける男なんて、なんかイヤー!」と。

 

これは結婚当初からの問題でした。
週末になるといそいそと親にテキストメッセージを送り、金曜ないし土曜の夜というプライムタイムを親のために裂く夫。

夫…我々新婚なんだからさ、そこはホラ、二人の時間を過ごすところじゃないのか。映画見るとか。本読むとか。晩酌するとか。

そしてこれはうちの義両親だけかもしれないが、
「ハローみおさん、お元気?」
「はい元気ですお父様お母様!」
ということは一切合切無い。

夫と義両親のSkypeタイム、それは夫と義両親だけのためのもの。私は夫と同じ画面に収まり彼らに手を振ったことなど一度として無い。

 

もやもやが止まらないわけですよ。
新妻をほったらかして両親と2時間半Skypeする夫と、万事繰り合わせの上二人してモニター前から身を乗り出して喋る義両親。

これって、いわゆる、アレじゃないのか。

悩める私は友人に相談いたしました。
「うちの夫(30台既婚)、毎週末2時間近く自分の親とSkypeするんだけどさ…」

そう言うと、私の日本人のお友達はみな口をそろえて
「え…ええー?!」
と驚きを露にする。「旦那様マザコン君なのね、ご愁傷様」という控えめな同情を浮かべて「大変ねえ…」と言っていただけると、やっぱり私の感覚は間違っていないんだと再認識できる。ええそうなんです。きっとうちの夫、マザコンなんです。
古今東西老いも若いも男というものはマザコンなんだ、と年上の友人が言う。しかし何だろう、マザコンはマザコンでも、私はもう少し恥じらいのあるマザコンがいい…。

一方、台湾のお友達は概ね
「うん、…で?」
と首をかしげる。中には訝しげに「何が問題なの?日本では違うの?」と尋ねるものもいれば、「え、それ普通でしょ?2時間半もないけど、僕は毎日母に連絡してるよ」という猛者(イェール大医学部博士課程のイケメン)もいる。

 

つまり、台湾においては
 ・たとえ既婚者であろうと
 ・たとえ30歳を過ぎていようと
親と 2時間半、嫁なしでSkypeをするのは極めて普通のことなのです(真顔)。

 

台湾における親と子の繋がりは大変濃い。日本人の私からすると怖いくらいに濃い。

各家庭で差はあるにせよ、私の知る台湾の親は押しなべて過保護です。このところ耳にする日本の過保護もまた何か吹っ切ったものがありますが、台湾の過保護は根深く、むしろ過保護じゃなきゃ親じゃない、くらいの真摯さがある。

ある日夫が言いました。
「台湾の親は、子供を人生の挫折から守りたいんだよ。だから、子供が金銭的に安定しない職業に就くのに反対するんだ」
「でも、それじゃあ芸術家や研究者はどうなるの?」
「間違いなく反対するよね」
「夢に向かって挑戦する若者の人数が増えなければ、成功する人の数だって結果的に増えないわけじゃない」
「うん、それが台湾の悲劇だよね」

親は子供の将来のために、子供の夢という芽を摘むわけです。
台湾人はそれでも親の愛を疑わない。それが面白い。 

鑑みるにこれが日本だったら、
「うちの親は毒親だ、自分の価値観ばかりを押し付けて自分の夢を応援してくれない
となりそうだけど、台湾人は
「うちの親は自分の夢を応援してくれないけれど、それは自分を愛する故だ」
と変換する。 

親のしていることは同じなのに、子供の受け止め方がこんなに違うのって何なんでしょうな。興味深くウォッチング中なのであります。

【メモ】2015年ホリデーセールまとめ

日本に「年末総決算」や「新春大売出し」があるように、アメリカには「ホリデーセール」があります。

その名を「ブラックフライデー」「サイバーマンデー」と言う。
衣類宝飾品から家具家電まで全ての商品が大幅セールに突入するので、おそらく一年で最も購買意欲が活性化する一週間です。CNNによると今年は去年より14%消費がアップしたらしい。そりゃそうだ、私も大変な散財でした、ありがとうございます。

 

今年初めて活用してみてわかった、やっぱりブラックフライデー&サイバーマンデーはすごい。大きな買い物するならこの時期がいい。来年のためにメモを残しておきます。極めて自分のためのメモなので、読み飛ばしてしまってください。

 

ホリデーセールで安くなるもの:
調理器具、時計、玩具、ベビー服、ベビー用品、ブランド物じゃない宝石、服、鞄、靴 

あまり安くならないもの:
ブランド物の家電、楽器、食品

アマゾンのiPhoneアプリは必ずチェック

ブラックフライデーの一週間前ごろからアプリに「BLACK FRIDAY DEALS」という項目が現れ、その中の「UPCOMING」で24時間後までのセールを見ることができる。

ただし、実際どこまで割引されるかはその時間が来ないとわからないので(物によっては午前3時に始まるものもあったりする)、「WATCHLIST」に入れておくと通知が来て大変便利。こまめにチェックしないとすぐ売り切れたりすることも。 

Grouponは月曜日でOK

Grouponのサイバーマンデーはきっちり月曜日に始まるので、月曜チェックでOK。むしろサイバーマンデーのほうがいい商品があった気がする…
商品が売り切れても1時間後に再ストックされることがあるので、急いで買わないように注意が必要。 

J Crewの侮れないサイバーマンデー

ブラックフライデーの週の月曜から30%オフセールを開始。ところがサイバーマンデーには全品40%オフになっていた(ええー!)(そしてサイバーマンデー後は30%オフに戻ってた)
ただし月曜にはいろんなものが売り切れてしまうので、そこらへんは考えどころですな。丁と出るか半と出るか。 

Banana Republicはずっと40%オフ

ブラックフライデーの週の月曜からサイバーマンデーまでずーっと40%オフ。そうでなくてもセール多いし、別にこの時期でなくてもいいか。

BOSEはバーゲンしない。

BOSEの公式サイトで限られた商品がオフになるけれど、主力商品はセール対象外。強気のBOSE。

Dysonはサイバーマンデーがいい

サイバーマンデーに一日限りでメーカーディスカウントになる模様。オンライン小売店舗もそれにあわせて一斉に$100~$150オフでした。ブラックフライデーにはウンともスンとも言わなかったような…。

Macy's、Nordstrom、Bloomingdale'sはまだセールが続きそう

ブラックフライデー、サイバーマンデーほどではなくとも、きっとクリスマスまでセールは続行すると思う…。ただし、Bloomingdale'sはなかなかセールにならないのでこの時期がおすすめなのかもしれない。

 

アメリカ時間でサイバーマンデーはあと3時間。あ、あと、何買おう・・・!!

 

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12/8/2015 追記

今朝J Crewから「今日限り!30-40%オフ!」というメールが来ました。
…オウ、ネバーエンド…
サイバーマンデーを過ぎても同レベルのセールは続いているようですが、お店によっては「限られたアイテム」だったりする。(逆に「まだまだ全品オフですよ!」のお店もあったりする)

年末までセール商戦に振り回される日々が続きそうです。精神的に。

日本社会のノミュニケーションをうらやむ

サンクスギビングのお休み中、何故か突然ウイスキーを飲みたい願望がマックスに達しました。

私「ウイスキーが飲みたいのでABC*1に行きたい」夫「いいけど・・・なんでウイスキー?みおさんの好みって男らしいよね」

 

あまりウイスキーが好きではなく、甘いカクテルを好む夫にしてみると「ウイスキーはストレートかロックで!」という私は大変 漢 らしく見えるらしい。 

確かにウイスキーは男っぽいイメージがあるなあ…

そもそもアルコールに強いわけでもなく、ワインもどちらかといえば甘口を好む私がいったいどこでウイスキーを覚えたのか。

 

~回想開始~

 

あれは私がまだぴちぴちの新入社員で右も左もわからなかった頃、Sさんという大変に酒脱な先輩がいらっしゃいました。
夏でもスリーピースのスーツを欠かさず、筆記用具はブルーブラックインクの万年筆という洒落っぷり。何故か私を猫のように可愛がってくれて私が女性であることを気にせず(……)ことあるごとにハードボイルドな世界を伝授して下さった、物好きな親切な先輩なのです。

S先輩が言うには、男たるもの
・スーツはスリーピース
・筆記具はブルーブラックインクの万年筆
・靴は良い革靴を毎日ローテーション
・車はマツダのスポーツタイプが
・いい酒はバーで覚える
・ウイスキーのチェイサーは常温で
だそうで。格好いいけど…私は女ですが…

 S先輩には何度もバーに連れて行かれ、フォアローゼス、シーバスリーガル、マッカラン、バランタイン、ボウモアにタリスカー……バーボン、スコッチ、ウイスキーの薀蓄と薫陶を受けたのはこのときでした。

 

~回想終了~

 

私「ということがあって、ウイスキーが好きになり今に至ると」
夫「日本の会社文化だよね。いいなあ」

アメリカの会社には、先輩後輩というシステムがありません。転職が盛んで「新入社員」制度がないため年功序列の概念自体が薄く、また、入社時にはそれなりのスキルを持っているものとみなされるので先輩が後輩を「指導」する習慣がない。

また、アメリカ人は会社が終わると家に直帰することが多く、アフターファイブに「同僚と飲みに行く」ことが極端に少ない。飲みに行くときはたいてい自宅に帰った後、友人や恋人と一緒。日本のように部署飲みがないので会社とプライベートの間に大きな隔たりがあります。

したがって会社の人と仕事を越えたお付き合いをする機会が少ないらしい。

いくらアメリカが個人主義社会だと言っても、チームで仕事をしなければならないことはいくらでもあるはず。

夫「そんな時、『ノミュニケーション』っていいなーと思うんだよね」
私「の、のみゅにけーしょん…古い言葉を知ってるなあ」
夫「僕も一緒に飲みに行ったり仕事を教えてもらったりできる『先輩』が欲しいけど、うちの会社にはそんな制度はないし・・・」
私「それは残念だよね」

 

あの頃当たり前でちょっと面倒くさいと思っていた会社飲みがこんなに貴重なものだとは思いもしなかったなあと思いながら、あの頃S先輩が教えてくれたようにチョコレートを齧りつつフェイマスグラウスを舐める私なのでした。

*1:Alcholic Bevarage Controlの略、ハードリカー専門店。ハードリカーは政府管轄のお店でしか買えないことになっています

自己紹介

登場人物

私:アメリカ生活累算7年目に突入した引きこもり主婦。器用貧乏なオプティミスト。

夫:幼い頃に台湾からカナダに移民、アメリカで学業を修めた必殺仕事人。一極集中型のペシミスト。

 

ブログのなれそめ

10月の終わりごろのこと。
私「うちの夫の家族って○○で××なんだよね。台湾人の家族はみんなそうなのー?!」
台湾の友人(才女)「それは台湾では普通」
私「まじで!日本では無いよなあ~」
台湾の友人(才女)「そんなに台湾と日本の違いが見えているのならブログにすれば?台湾人は面白がって読むと思うよ」
私「…オウ、面白そうだね。オーケーやってみよう」

 

というわけで今に至ります。
日本・台湾・アメリカのあれこれにまつわる備忘録的な自己充足日記です。

 

ブログのタイトル

和而不同【わじふどう】:

論語より

主体性を保ちながら、人と協調するが、無定見に付和雷同することはない。*1

という意の四字熟語。

 

違う文化が交じり合う中で生活していると、頻繁に意見の違いに行き当たります。
意見は違っていても自分の主体性は失わない。それでいて、協調を忘れない。
簡単そうに聞こえるけれど簡単じゃないんだよな。自戒を込めて名づけます。

*1:あすとろ出版(著:現代言語研究会) 「 四字熟語の辞典 」より